きまぐれ更新ブログ

食品表示に気をつけろ!

クリスマスケーキのご予約好評承り中です!(^o^)

(詳しい内容は11月12日のブログを見てくださいね)

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僕はたまに自分でお弁当を作ります。

でも朝はなかなか早く起きれないため、
ついつい「冷凍食品の詰合せ」になってしまいます。

 

その冷凍食品も、最近は“お子様にも安全なものを”ということで
添加物を極力使わないものも多く出回っています。

 

でも「これはずるいよな」と思う商品がありました。

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「保存料、科学調味料、着色料は使っていません」

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一見「へぇ、安全なんだ」と思いましたが、
裏の表示を見て唖然としました。

 

なんと、PH調整剤、発色剤、酸化防止剤、蛋白加水分解物、増粘多糖類など、
上記以外の添加物がわんさかと使われているではありませんか。

 

「保存料、科学調味料、着色料は使っていません」と記載して安全と思わせるのは、
ずるい手法ですよね。

食品添加物の知識があまりなければ、
「これは安全だ」と完全に思ってしまいます。

 

確かに一重に「酸化防止剤」といっても、トコフェロールというビタミンEですし、
「増粘多糖類」といっても単なるゼラチンと寒天の混合物だったりすることもあります。

 

でも安い商品ほど「同作用の薬品」を混ぜて、同じように表記しているものも
決して少なくはないです。

 

ちなみにうちの名前は「夢天菓」ですが、「無添加」という意味ではありません。

なぜなら、バニラオイル、ベーキングパウダー、食紅を一部の商品に使っているからです。

(いずれも食材の0.1~0.3%という微量です)

そもそも「無添加」という意味の店名ではないのですが、
未だによく勘違いされる人がいるので、
しみじみ「まぎらわしい店名にしちゃったなぁ」と後悔しています。

 

それはそうと、それが吉だったのか、
仕入れる商品全ての添加物表記をチェックするようになり、
不明なものは業者さんに確認させ、
添加物の中でも安全なものを使用している食材の仕入れを徹底するようになりました。

 

例えば「酸化防止剤」ならビタミンCのアスコルビン酸であるとか、
「乳化剤」なら大豆由来のレシチンであるとか、
「増粘多糖類」ならゼラチンと寒天の混合物であるとかです。

 

また全ての生クリームにはメタリン酸ナトリウムという「安定剤」が添加してありますが、
法定表記義務の量(0.1%)以下しか使っていないのに、
敢えて表記しているメーカーさんのものを使っています。

その業者さんは中沢東海販売さん。

信用できる業者さんです。

 

現代では「完全無添加の食材」の仕入れはかなり難しい状況です。
でも全ての食品添加物が害であるかというと、決してそうではないので、
勉強して吟味すれば菓子の状態になったときにはかなり安全な状態にすることができます。

 

ただ皮肉にも安全な食材ほど高価で、結果商品が高価になってしまうのが辛いです。

 

アレルギーや小児ガンは食品添加物を多く摂取するのも原因の一つとわかっていますが、
日本はアメリカと同様、それを改善しようという気はないようです。

なぜなら食品添加物に規制をかけてしまうと、
添加物を使わずに商品を作れない大企業の売り上げが下がり、
経済を低迷させる恐れがあるからです。
まぁ、本音は税収が少なくなるからだと思いますが。

 

ヨーロッパ諸国ではすでに食品添加物には厳しい規制を設け、
国民の食の安全を第一に考える取り組みが行われているのに、

そう言った意味では日本の政治家、官僚は遅れていると思います。

 

ですからまずは、消費者が食品添加物の知識を熟知していくことが大事かもしれません。

 

アレルギーのお子さんが急速に増えているのは現実です。

今お母さんになる人から食を見直さないと、
次世代はもっとアレルギー体質のお子さんが増えるでしょう。

 

日本の法律では、

「保存料」「人工甘味料」「合成着色料」「科学調味料」の4種を使わなければ、
表記として「無添加」と記して良いそうです。

また「~%以下」の添加量は、
表記しなくて良いことになってます。

もっとひどいのは、
JAに登録して大金を積めば、
農薬使った農産物も「無農薬栽培」というタイトルをもらえるそうです。

 

変でしょ?

もしかしたら、騙されているかもしれませんよ。

 

「安全そうな表記」を見かけたら、
必ず裏を見てチェックしましょう!

添加物の内容を知っておくことは、
これからの食育のイロハになるかもしれません。

 

食品添加物はあまりにも種類が多くて、気が遠くなりますけどね。

 

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【特別注文ケーキご紹介コーナー】

 

「フルカラーイラスト」「マジパン細工」のご予約は12月27日(金)分まで終了致しました。

「線描きイラスト」は12月15日(日)分まで引き続き承ります。

 

沢山のオーダーを頂き嬉しい半面、
ご予定のあったお客様にお応え出来ない事があるのは申し訳ありませんが、

クリスマスの時期だけはどうしても体力的、時間的に無理が効かないため、
どうかご理解のほどお願い致します。

 

さて、先ほどの話に付随しますが、
当店のイラストの着色は「合成着色料」です。

 

もちろんこれも大量摂取は体に害です。

 

でも「耳かき一杯」で500g程のバタークリームを着色する事が出来、
15cmサイズ1枚のイラストに使うバタークリームは1/10の50g程度です。
それが1人前(1/6)になると、極々微量ということになります。

 

バタークリームには「バニラオイル」を加えていますが、
これも立派な食品添加物です。

でもこれも使用量はバタークリームの0.5%程度です。

15cmサイズのイラストに使用するのは50gですので、
バニラオイルは1台0.25g、1人前(1/6)は0.04gという微量です。

 

ですから「無添加」ではありませんが、どうぞご安心の上お召し上がり下さい。

 

それでは先週のオーダーをご覧ください。

 

≪ モンブラン18cm ≫

今までは最大で15cmサイズまでだったのですが、
ご要望が多くなってきましたのでついに!18cmも作れるようにしました!

BIGです。ボリュームたっぷりです。

でもまだ21cmは型の関係でお作り出来ませんので悪しからず。

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≪ カボチャのシフォンケーキ ≫

カボチャのシフォン生地にカボチャのホイップクリームで仕上げました。

クッキーの裏は湿気防止でチョコレートが塗ってあります。

シフォンケーキは色々なフレーバーでお作り出来る上、
夢天菓のシフォンケーキは「生地がしっとりしていて美味しい」と評判です。

お好きな方は是非一度ご注文をお待ちしています。

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≪ キョウリュウジャー“キョウリュウグリーン” ≫

色合いがきれいに出来ましたのでご紹介に加えました。

フルーツデコレーションですので、全体的に鮮やかなケーキになりました。

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≪ Kis-My-Ft2の藤ヶ谷くん ≫

藤ヶ谷くんファンのみなさま、「似ていない」と怒らないでくださいね。
これでも精一杯描きました。

どうやらアイドル系は苦手です。

それより本体のイチゴタルト!
通常は台がクッキー生地でフィリングを詰めて焼いたものですが、
こちらはパイ生地で中はカスタードクリームです。
ちょっとミルフィーユに近い印象です。

同じイチゴタルトでも色々なタイプに作れますので、
オーダーの際、是非お好みを言って下さればと思います。

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本日のご紹介は以上です。

オーダー頂いた皆様、誠にありがとうございました。

またのご注文お待ちしております。

 

 

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【お知らせ】

クリスマスケーキのご予約の方法は、

前々回(11月12日)のブログで詳しくご案内していますので、

そちらでご確認ください。

このまま下にスクロールすれば、ご覧いただけます。

 

みなさま、たくさんのご注文お待ちしております。

 

 

それでは本日もお読み頂き、誠にありがとうございました。

 

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