きまぐれ更新ブログ

アメリカのイチゴ

まずはブログをお読みいただいているみなさま、

あたま(火曜日)から体調を崩し、せっかくお休みの日に書いたブログの原稿をアップできませんでした。
 

本日は木曜日、深夜なのでほとんど金曜日です。

更新が遅れて本当にすみませんでした m(T0T)mm(_ _)mm(T0T)mm(_ _)m

 

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今日はアメリカイチゴのお話です。

 

毎年ゴールデンウィークが終わると、
八百屋さんに言われます。

「もうすぐ国産イチゴ終わりだよ」

 

あぁ、今年もついにやって来たか・・・

 

そうです、日本のイチゴは10月半ばから6月上旬までしか出回らないのです。

 

でも、たとえ夏と言えどケーキ屋には“イチゴ”が必要です。

だから6月から10月の間は、外国産のイチゴに頼るしかありません。

とりあえず一般的に市場に入ってくるのがアメリカ産です。

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北海道の一部では夏でもイチゴを栽培しているところがあるらしいです。
また水栽培のイチゴなど、国産がないわけではないんですが、

 

 

異常に高値。

 

 

量が少なくて価格は普通のイチゴの2倍以上。

しかも味が普通よりちょっと下回ります。

取り寄せるにも入荷が安定せず不安。

儲けにもならないし・・・。

 

 

アメリカ産も通常の1.5倍の価格なので決して安価ではないのですが、
総合的に考えると、夏の間は一番商売には適しているイチゴと言えるので、
夢天菓はアメリカイチゴを使っています。

これはそれを使ったイチゴショートケーキ。。。

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でもこのアメリカイチゴ、ここ数年良い変化が見られます。

 

昔からアメリカイチゴというと、
「硬くて酸っぱくて大根みたい」と、悪い事尽くしでした。

 

扱いも大きな段ボールに大小ごちゃ混ぜに詰め込んであり、
かなり泥だらけの不衛生なもので、

正直、「これ、食品なの?」と思わせるヒドさでした。

 

アメリカイチゴは表皮が弱いため、洗うとすぐに傷んでしまいます。

だから大きさを選別してから殺菌した布巾で一個一個丁寧に拭くんです。

さらに食品用のアルコールを吹いて保存するのですが、
次の日には3分の1が傷んでしまいます。

 

これでは「アメリカイチゴは美味しくない」と言われても仕方ないなと思いながら
ケーキを作っていたものです。

 

当然このイメージは消費者にも伝わり、
「夏のイチゴは美味しくない」というレッテルを貼られました。

 

 

ところがここ12、3年前ほどから、写真のような個別のパッケージになり、
泥もかなり少なく衛生的になってきました。

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大きさもそこそこ揃っているので、
必要分だけ拭いて消毒することが出来るようになり、
捨てる量が減ったことで経済的にも助かっています。

 

 

そして何より、年々味が良くなってきています。

日本の農家が指導しているんじゃないか?と思わせるほどです。

今年のものなんか下手な“べにほっぺ”より全然美味しくて驚きました。

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多少の酸味はありますが、甘さが増しているのでバランスが良くなってます。

果肉も硬すぎないし、香りもそこそこOK。

 

当然まだまだ静岡が誇る章姫(あきひめ)にはかないませんが、

今やアメリカイチゴは“決してマズいイチゴではない”ことは確かです。

 

 

色々な面で、アメリカイチゴは日本人の感覚に合うようになってきているんですね。

と言うか、アメリカが日本人の好みに合わせるよう、
努力してくれているんでしょう。

 

 

イチゴに限らず、日本人の“生食フルーツ”のこだわりは世界的に有名ですからね(^^)

 

 

聞いた話ですが、オーストラリアで日本の品種のイチゴを栽培し、
夏に逆輸入しようとしている計画があるらしいですが、
運搬やコストの関係でまだ実現していないのだとか。

 

 

近い将来、夏に地球の裏側から日本のイチゴが届く時代がくるのかもしれません。

夏に美味しい国産イチゴが食べられるなんて、素晴らしいですよね。

 

 

季節感はなくなっちゃうけど、
ケーキ屋としては嬉しい限りです。

 

 

とりあえず今年の夏は、
近年美味しくなってきたアメリカイチゴ、召し上がってみてください。

 

 

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先週の特別注文、通称「特注ケーキ」の紹介コーナーですm(_ _)m

今週はイラストケーキ乱れ撃ち!

フルカラー(影あり影なし)、線描きやチョコプレートイラストなどいろいろです。

どうぞご覧ください。

 

 

≪ 線描きイラスト、チョコプレートバージョン ≫

イラストは通常、表面が平らなケーキで承っていますが、
「線描きイラスト又はセピアイラストのみ」なら、チョコプレートに描いて
タルト等の上にもイラストを乗せることが出来ます。

イラスト料の他に、チョコプレート料が525円頂戴しております。

こちらはフルーツタルトにイラストをのせました。

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そしてこちらはイチゴチョコデコレーションに。

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≪ キョウリュウジャー ≫

キョウリュウレッドとキョウリュウグレー。

両方15cmサイズでフルカラー(影なし)のオーダーですが、
フォルムや配色が特徴的なので十分カッコよく仕上がりました。

両方とも、一部だけ影を付けて、らしくしてみましたが、

どこかわかりますか?

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≪ チャギントンとアンパンマン ≫

こちらの2つは両方とも12cmサイズですが、
イチゴの飾り方が違います。

チャギントンは「側面飾り」、アンパンマンは「表面飾り」です。

イラスト料はどちらも一緒ですので、
オーダーの際にお好きな飾り方を選んで頂いています。

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≪ 怒首領蜂最大往生の陽蜂 ≫

「どどんぱちさいだいおうじょうのひばち」って読むんですね(^^;)

可愛いキャラですが、どうやら隠しボスらしいです。

原画がとてもきれいなイラストでしたので、出来る限りのグラデーションで表現してみました。

サイズが最大の21cmでしたのでこの内容でできましたが、
この細かさは18cmサイズ以下は難しかったように感じました。

作成3時間半の大作です。

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足の透け具合がポイントwww

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≪ 愛犬ケーキ ≫

線描きで愛するワンちゃん達を描きました。

原画が動物などの実写版の場合は「似顔絵作成」と同じため、
線描き料金でしたが2キャラ分のご料金を頂戴しました。

また、チョコレートケーキの場合は背景をこのように白にする事も可能です。

(“イチゴショートで背景がチョコ”も技術的に可能ですが、この場合は追加料金がかかります)

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もこもこ感がうまく描けてよかったです(^^)v

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本日は以上です。

オーダー頂いたみなさま、本当にありがとうございました。

またのご注文をお待ちしております。

 

 

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【お知らせ】

 

地元の農家さんにプラムをたくさん頂いちゃいました(^0^)

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近日これを使ったお菓子を格安でご提供したいと思います。

何にするかはこれからかんがえます(^∀^;)

どうぞお楽しみに!

 

 

それでは本日も長文お読み頂き、ありがとうございました。

来週は更新遅れないようにしまーす(T0T)/

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