ご無沙汰してます。。。
バレンタインもおわり、やっと一息ついたところですw
この後すぐに「ひなまつり」と「ホワイトデー」が控えているので、
つかの間の時間です。
話は変わるのですが、
うちの高校生アルバイト(3年生)たちは無事大学や専門学校に進学が決まりましたが
一同に「学校ではアルバイトが禁止されている」と言います。
なんでも≪アルバイトをすると勉強しなくなり、成績が下がる恐れがある≫かららしいのですが
大声で「あほ!」と言いたいです。
大学でも就職でも必ず面接があります。
その面接で高校生が何に苦しむか?
「見知らぬ大人との見えぬ会話」です。
・はじめのあいさつが出来ない
・敬語がちゃんと話せない
・相手の目を見て話せない
・聞かれた事に対する適切な答えが言えない
これらの事を学校でシュミレーションして訓練するらしいのですが、
それは所詮シュミレーション。
現場とは明らかに空気が違います。
大学(就職先)に合わせた内容でシュミレーションするのは結構ですが、
付け焼刃なので本番でボロが出るし、面接をハシゴすると応用が利かないようです。
ではアルバイト。。。
・はじめのあいさつが出来ない→基本なのでまず出来るようにさせます
・敬語がちゃんと話せない→店の質にかかわるので徹底的に直させます
・相手の目を見て話せない→印象が悪くなるのでこれも徹底的に直させます
・聞かれた事に対する適切な答えが言えない→商品知識などをしっかり教育し
場数を踏ませて経験値を上げます
そして全て出来ないと当然バイトはできませんので、必死で出来るようになります。
更には、
他人(お客様・従業員)に対する気遣いや、協調性も養われてきます。
どうでしょう?
最強の面接養成所ではないですか?
アルバイトは学業では習得出来ない、社会人として大事なものを得ることができます。
これは生徒さんの人格をレベルアップすることであって、
学力をレベルアップすることとは次元の違うことです。
なのになぜ「学力と人格の両立」をかんがえず、
学力アップのみに執着するのか?
進学率ですか?今や面接も、立派な進学や就職の試験の一部なんですよ!
硬すぎる!
現に今まで夢天菓でアルバイトをして大学やら就職した娘っちは、
口をそろえてこう言います
「アルバイトやってて本当によかった!」
「面接がうまくいったのはバイトのおかげです!」
これは彼女らのまぎれもない体験談です。
僕も彼女たちを厳しく教育して良かったと心から思います。
高校の先生は≪アルバイトをすると勉強しなくなり、成績が下がる恐れがある≫なんて
いかにも生徒のためにならないかのように言うけど、
結局
アルバイトをする→勉強しなくなる(だろう)→成績が下がる(だろう)→進学率が下がる(だろう)
よって「学校の名誉に傷がつくだろう」
なんじゃないのかい?????
ちゃんと生徒の事を想っている先生も、もちろんいるとは思うけれど
校長先生はじめ、教頭先生、理事長さんあたりが自分の出世を優先している限り、
その他先生も従わなくてはならない世界らしいので、ホントに残念。
ホントに生徒の進学や就職を案ずるなら、夏休みにでも強制的に
「アルバイトやって来い!」ぐらい言ってほしいもんです。
学校が禁止していても親が認めるのはなぜか?
本当に子の将来を考えているからです。
ぼくもその子の将来を本当の意味で考えてあげたい。
だからこれからも高校生アルバイトは拒みません。
高校の先生(特に上層部の先生)、どうか本当の意味での生徒の将来を考えてあげて下さいね。
ご自分の身を守る前に。。。