「恵方ロールケーキ」のご予約承り中です。
いよいよ残り10本です。
お電話でのご予約も承っておりますので、よろしくお願い致します。
電話→ 0542579005
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ところで、
今日は1月30日(月)なのですが、
テレビで恵方巻きの特集をやってました。デパ地下ですが。
ところ狭しと積み上げられた恵方巻き・・・
もうバンバン売っているんですね。
恵方巻きは2月3日の節分に食べるものだったし、
それが日本の伝統的なものだと思っていました。
何年前からか恵方巻きが寿司のみならず他国料理バージョンや
スイーツバージョンに幅が広がったのは良いとして、
こうイベント化してしまうと「本来の意味」を失うのが日本。
もう恵方巻きは2月3日だけに食べるものではなくなりました。
消費者に選択肢が増えたから2月3日のみではなくして
色々な種類を食べられるようにという趣旨も分からないではない。
イベント化すれば経済効果も期待できる言うのも分かる。
でもハロウィンでもバレンタインでもそうだけど、
意味が分からないで楽しんでしまうのが日本人。
まぁそもそも恵方巻きは経済効果を狙った商売根性が生んだイベントだし、
バレンタインデーもそうだ。
ハロウィンは違うけど。
そもそも恵方巻きの真似ごとをしているケーキ屋が言うのもおかしいんですが、
便乗しても、イベント化しても、
「元はこういうもので、現代はこのように発展した」ということを知らないで
5年後、10年後に形骸化して全く違うものになってしまうのは違うと思います。
イベント化すると対象は大衆。
大衆が意味を取り違えば、取り違った意味が「そのものの意味」に変わります。
恵方巻きはまだ「本来は寿司」という意識が高いので
スイーツなどで「えーっ!こんなのも恵方巻き?」なんて驚いていますけど、
そのうち「え?なんで恵方巻きでお寿司なの?」なんて時代も来るかもしれません。
今日は、そんな時代にならなきゃいいなと思った日でした。
とりあえず夢天菓の恵方巻きはまだ、2月3日の限定です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【特別注文ケーキ・イラストケーキご紹介コーナー】
イラストケーキ、マジパン細工等の作成物は1日1件しか描いたり作ったり出来ません。
イラストは最低お渡しの前日までに描いて冷凍保存、マジパンは乾燥保存します。
そのためどんな作成物も、
「このお客様のイラスト(等)は~月~日に作成する」という予定を立て、
順番にご予約を埋めていくようにしています。
1月と2月のご予約はお陰様でいっぱいになりました。
たくさんのご注文有難うございました。
こちらは3月のご予約状況です。
濃いピンクの丸は「まだ作成する予定が入っていない日」です。
この日を「作成日」と呼ばせて頂いています。
一番早い作成日(イラスト等を作れる日)が3日(金)ということになるので、
実際にそのケーキをお渡しできるのは翌日の4日(土)以降ということになります。
まずは「作成日」の確保を早めに電話でお願いします。
→ 0542579005
「作成日」が確保できましたら、こちらで「~日までに一度ご来店ください」
というご案内を致しますので、
その時までにサイズやメッセージなど、詳しい内容を考えて頂きます。
※ちなみにイラストやマジパンに関する資料として、
お客様に「原画」をご持参頂いております。
原画をメールで送信する場合はプリント手数料として100円(税別)申し受けます。
また「画像はお任せ」と言う場合は500円(税別)の手数料を申し受けます。
ご持参の場合の手数料はかかりません。
いずれも画像の大きさは写真サイズほどで良いのですが、
細部まで鮮明な画像でないと分からない部分がちゃんと描けず
出来上がるものも鮮明でなくなりますのでご注意ください。
詳しいご料金はトップページ「バースデイケーキのご案内」をご覧ください。
それではお待たせしました。
先週の作品をご覧ください。
≪ ミックスベリーのタルト 15cm ≫
イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、カシス、ハスカップのミックスタルト。
カシスとハスカップは台のタルトで生地と一緒に焼き込んでいます。
たっぷりベリーの下にはカスタードクリームとスポンジが入っていますが、
香りは不思議とさくらんぼのリキュールが合うんですね。
だから時々、冷凍のグリオット(フランスのさくらんぼ)の入荷があると
このタルトに併せて使う事があります。
このタルトは毎年奥様の誕生日に欠かさず予約してくれる
優しいご主人からのオーダー品。
内容こそ大きく変わりませんが、少しでもスペックを上げて毎年喜んで頂けるよう
僕なりに努めています。
≪ チョコバタークリームのケーキ 15cm ≫
白いスポンジとチョコバタークリームを8層に重ねた台に
パリパリのチョコレートをコーティングしたレトロなケーキ。
デコレーションもレトロに、バタークリームでバラを絞りました。
40年くらい前は、こんなデコレーションがメインの時代でした。
僕が洋菓子を始めた頃はもうこのようなケーキは下火になっていたのですが
絞りのバラは師匠に懇願して特別に教えてもらいました。
かなり練習しないと出来ないので、今出来る事を誇りに思います。
≪ 2段重ねの苺デコレーション 21cm+15cm ≫
【カラーリングクリーム チョコオーナメント】
一般的に流通しているケーキ箱の大きさは7寸サイズ(21cm)が最大です。
しかも高さは13.5cmなので、実際に作るケーキは12cmの高さが限界です。
だから2段重ねもこのように出来るのですが、
上段の上に飾りを施すことが出来ないのが欠点です。
でも十分に前もってオーダー頂ければ1000円でケーキ箱をゼロから作る事は可能です。
≪ 抹茶の苺タルト 15cm ≫
定番の苺タルトの台と生クリームを抹茶味にしました。
抹茶と苺は味的に合わないように思えますが、
酸味の柔らかい苺を使い、甘さを調整する事で美味しい組み合わせになります。
なんでもそうですが「バランス」はとても大事ですね。
バランスが乱れると、相性の良いもの同士でも美味しくなくなります。
だから「こんな組み合わせ邪道だよね」なんて思わないで、
自由な発想でオーダーして頂ければと思います。
≪ 剣道のお面 ≫
【苺デコレーション18cm マジパン立体ケーキ クッキープレート】
中は苺のデコレーションと同じで、丸く作ってからナイフでお面型にカットしました。
あごや面布団の下にもスポンジが入っています。
どこまで精巧に作るかより、どこまで必要な所を残すかがこのようなケーキでは必要です。
形状的に本物と違うところは必ずありますので、そこら辺も難しいですね。
きちっとした部分と、お菓子らしい大雑把な部分を混在させると、
なんか温かい雰囲気になると思って作っています。
≪ ぐでたま ≫
【苺チョコデコレーション15cm フルカラーイラスト(2)影なし】
お店に来るお子様たちにぐでたまが人気なのですが、
以外にもイラストとして描くのは初めてです。
僕自身が大好きなので、描いていてとても楽しかったですね(笑)
今回は文字も入っていたので、シンプルに背景は敢えて描きませんでした。
チョコ色が背景の時は白い部分が透けてしまう事があるので、
白の塗りつぶしは少し厚めに行いました。
≪ アナと雪の女王 “エルサ” ≫
【苺デコレーション18cm フルカラーイラスト(1)影あり】
女性キャラの影ありは、顔の影で「恐い顔」になりがちなので
顔はグラデーションの幅を狭くして(濃さを大きく変えないということ)塗ります。
でも全体的にそれを行うとメリハリがなくなるので、
その他の箇所はグラデーション幅を広く描きます。
過去に何度も描いているエルサですが、描くたびに新鮮な気持ちです。
≪ 仮面ライダーエグゼイド “ブレイブ” ≫
【苺デコレーション15cm フルカラーイラスト(1)影あり】
塗りはもちろん大変ですが、下描きが細かくて大変だったお題でした。
パーツの厚さを表現するラインなどは2つの線が付いたり交わったりすると
とても雑な印象になるばかりでなく、色も入りにくくなるのでかなり丁寧に描きます。
そういった箇所が多いので、下描きが終わるだけでぐったりでしたね(笑)
15cmですが3時間ほどかかってしまいました。
カッコイイキャラなので、また描く機会があるかも(焦)
本日のご紹介は以上です。
やむなくご予約をお断りしてしまったお客様には本当に申し訳なく思っております。
1日1件しか作成できない不甲斐なさをお詫びいたします。
次回は是非お早目のご予約をお願い出来れば嬉しい限りです。
それでは本日も長文お付き合い頂き、有難うございました。