先ずは改めてご案内です。
22日(火)は連休のためお休みです。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。
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さて、9月も半ばを過ぎ「暑さ寒さも彼岸まで」のお彼岸も終わろうとしています。
夢天菓のケーキも少しづつ秋のケーキと変わっていく中で、
夏にお休みしていたこのケーキも販売再開です。
栗と薩摩芋のモンブランです。
パイ生地としっとりしたアーモンド生地で作った薩摩芋のタルトの上に、
生クリームと栗をのせ、栗と薩摩芋、生クリーム、ラム酒などで作ったクリームを絞ります。
秋から春にかけて市場に出回る「べにあずま」という薩摩芋があります。
味が濃くて風味がよくて、何よりこのモンブランには最適の薩摩芋と思っています。
僕はあまり「こだわり」を持たないので、「これしかない」はありません。
ありませんけど他を探してそれが一番なら、今は「これしかない」のです。
だから夏場に他の薩摩芋を使って味が変わってしまうなら、
「いっそ夏はやめよう」と思って作らないことにしています。
秋に近づき、今年もやっと美味しい「べにあずま」が入って参りました。
夢天菓のモンブランと言えばやっぱりこれなので、
久しぶりの再会にシェフとしてとても嬉しく思います。
20日(日)からショーケースに並べているのですが、
「あー、モンブランあるー!」と言って下さるお客様もいらっしゃり、
並んでいるモンブランも喜んでいるように見えました。
「でも何で夢天菓さんのモンブランはこの形なの?」と質問されます。
夢天菓を開店するに当たり、あれこれとケーキメニューを考えていた時、
モンブランはそれまでの静岡のケーキ屋さんにはないスタイルにしたいと思っていました。
世間でモンブランと言えばニョロニョロとクリームが絞ってあるのが定番です。
でも、栗と薩摩芋を合わせた独特の味作りだったので、
見た目も「夢天菓だ」とわかるようなデコレーションにしたかったのです。
そこでモチーフに思い付いたのが「タケノコ」です。
タケノコは西洋にもありますが、
和食や中国料理、インドネシアなどでも良く使われるアジアの食材でもあります。
モンブランそのものが西洋色の強いケーキなので、
アジア的な要素を取り入れたかったんです。
焼津のジュサブローさんのモンブランが巾着型で「かぶった感」がありましたが
内容が全然違うので良い事にしました(笑)
今はバタークリーム離れでやる人が少なくなりましたが、
バタークリームでバラの花を絞る技術があります。
幸い僕はマキシム時代に、師匠の植村シェフにこの技術を教えて頂ける機会がありました。
当時でも出来る先輩もいなくて、必死で練習したのを覚えています。
そのバラの絞り方を応用したのがこのタケノコ・デコレーションです。
今思えば当時仕事を終えた後、
植村シェフが一人で作っていたクリームのバラを凝視していた僕に、
「お前もやってみるか?」と言ってくれなかったら
このモンブランは存在しなかったでしょう。
植村シェフには感謝し切れない思いでいっぱいです。
お陰様でお客様談ですが、
「これが夢天菓のモンブラン」と定着しつつあるようです。
有り難く、嬉しいですね。
ちょっとだけ植村シェフに恩返しが出来たような気がします。
これからの季節が本番です。
気合入れて作りますので、どうぞよろしくお願い致します。
1個420円(税別)です。
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【特注ケーキご紹介コーナー】
フルカラーイラストケーキ、マジパン細工のご予約の状況を、
『 作成可能日 』 をご提示するようにしております。
夢天菓ではイラストやマジパン細工は作成にお時間がかかるため、
基本的に1日1件限定とさせて頂いております。
お渡し当日までイラストは冷凍状態、マジパンは乾燥状態で保存します。
オーダーを頂いた順に作成日を決め、1日づつ振り分けている訳です。
その振り分けた日が『 作成可能日 』です。
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9月23日(水)現在、
9月中のフルカラーイラストケーキ、マジパン細工のご予約は締め切らせて頂きました。
10月は11日(日)以降のお渡しで承ります。
10月のイラスト作成可能日は
10(土)、13(火)、14(水)、15(木)、27(火)、28(水)、29(木)、30(金)、31(土)の8日です
これからクリスマス前までは毎年ご予約が早めに入って参ります。
フルカラーイラスト及びマジパン細工は「1日1件」限定です。
ご予定のある方は、イラスト作成日だけでもお電話でご予約をお願いします。
→ 054-257-9005
チョコ1色で描き上げる「線描きイラスト」はフルカラーがいっぱいでも随時受け付けております。
前々回のブログで「線描きイラスト」の作品例をご紹介していますので、是非ご覧ください。
それでは本日もご覧ください。
≪ ゴールドキウイのゼリータルト 12cm ≫
昨年「ゴールドキウイのタルトが食べたい」とオーダーされた時、
すでに季節が終わってしまい残念な思いをさせてしまったお客様。
今年は出回っているうちに、オーダーを頂きました。
しかも夏に販売していた「フルーツゼリータルトもいいな」と言っていましたので、
「それなら2つを合わせちゃいましょう」と言う事で出来たのがこれです。
パイケースにスポンジとキルシュ(さくらんぼのリキュール)をきかせたカスタードをつめ、
ライム風味のゼリーで固めたゴールドキウイをのせました。
≪ 酸っぱいレアチーズと柑橘類 15cm ≫
「レモンの効いた酸っぱいレアチーズが食べたい」
「柑橘系大好きです!」
全てのご要望にお応えしました。
僕が食べて「うーん、ちょっと酸っぱいかな?」と感じましたが、
それがお客様のご要望ならそれが正解です。
通常なら酸味と甘みのバランスをとるために砂糖もより多く入れるのですが、
今回はあえてそうしませんでした。
好みはお客様によって千差万別。
一番お客様が美味しいと思うケーキに仕上げる事が大事ですね。
≪ バタークリームのケーキ 12cm ≫
最近ではほとんど見られなくなったバタークリームのケーキですが、
出来たての軽い状態のクリームで作ったこのケーキは間違いなく美味しいです。
実はこのバタークリームは塗るのにボロが出やすいのです。
だから昔はデコレーションの練習にはバタークリームが使われました。
「バタークリームで綺麗に塗れれば、生クリームでも綺麗にできる」のです。
作りながら下っ端の頃を思い出しながら、初心に帰って作らせて頂きました。
トッピングには昔ながらのドレンチェリーを使いました。
≪ 30歳のお祝い ≫
【フルーツデコレーション15cm クッキー&マジパン細工】
クッキーで作った数字にチョココーティングをしてバタークリームで飾りました。
見た目より難しかったのがサッカーボール。
この大きさで五角形を正確に切り出すのは大変でした。
抜き型もないし、紙型も使えませんので、
すべてフリーハンドで切り出し、感覚で張り合わせていきました。
マジパンは重さで沈んでいくので、これ以上の大きさは難しい事が分かりました。
シンプルですが、なかなかの達成感でした(笑)
≪ ハロー・キティ ≫
【苺デコレーション15cm フルカラーイラスト(2)影なし】
以前ラプンツェルのイラストで使って以来、
この背景が気に入っています。
ランダムに描いていけるのにとっても華やかになるからです。
メインのイラストも映えますよね。
色はその時々で見合った色を使いたいと思っています。
≪ ワンワンとウータン ≫
【苺デコレーション15cm フルカラーイラスト(2)影なし】
シンプルですが、なかなか色使いが多いイラストです。
そのため残った色が多く出るので、背景も色鮮やかになる事が多いです。
1歳のお誕生日ということで、色々な形を描いて楽しんでもらえたらなと思いました。
でもやっぱりワンワンとウータンに目が行くと思いますけどね。
≪ ワンピース “トニー・トニー・チョッパー” ≫
【フルーツデコレーション12cm フルカラーイラスト(1)影なし】
面白いもので、目の位置やバランスがくずれると全く違うチョッパーになります。
これだけ有名なアニメのキャラクターは、オリジナルの印象が強いということでしょうか?
イラストを描くときに「眼」は大事と書いたことがありましたが、
人の顔と一緒で微妙なバランスで違うキャラになり得るんですね。
たかが4本の線ですが、このイラストの中では最重要ポイントでした。
≪ 機関車トーマス ≫
【フルーツデコレーション12cm フルカラーイラスト(1)影なし】
面が分かれている部分が多いイラストなので、自然に色分けがなされます。
そのため「影なし」でも「影あり」の効果が出る画像の一つです。
実はブルーの部分は3色つかっているんですよ。
一番濃いブルーを塗ってから少量のホワイトを加えて次のブルーを塗ります。
このくらいの作業で画像が引き立つなら手間ではないですね。
少しでも喜んでもらえる領域に持っていければと思いながら描いています。
≪ プリンセス・プリキュア “キュア・フローラ” ≫
【フルーツデコレーション12cm 線描きイラスト(1)】
先日同じ線描きでオーダーを頂きました。
今回気を付けたのが胸のリボンの部分。
前回「白抜き」の部分がシャープさに欠けていたので、
今回は白のバタークリームで「白抜き」を描いてから塗りつぶしました。
そのためリボンの形がちゃんと出ました。
細かい箇所でも印象的な部分があったりするのですが、
出来上がってから気付くこともあるので常に反省、改良は必要ですね。
本日のご紹介は以上です。
オーダー頂いた皆様、本当に有難うございました。
またやむなくお断りしてしまったお客様には改めてお詫び申し上げます。
甚だ勝手ではありますが、次回は是非ともお早目のご注文をお願いし、
描かせて頂ければ嬉しい限りです。
またのオーダーお待ちしております。
それでは本日も長文お付き合い頂き、有難うございました。