きまぐれ更新ブログ

ブラック企業か、ブラック社員か。

始めに、

明日のブログで今年のクリスマスケーキをご案内します。

今年のクリスマスもどうぞよろしくお願い致します。

 

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僕は会社勤め時代、人間関係で大きなストレスを抱えていました。

そのほとんどが、差別をされたり、理不尽があったり、いい加減な奴を許せなかったりが原因でした。

 

でも今思い返してみると、

そういったことを受けたのは、自分にも原因があったのかもしれません。

人の価値観や考え方が千差万別なので、必ずしも自分の考えと合致しないのも当然です。

正しいと思っている行いも、ある人にとっては間違った行いであるかもしれないし、

仮に本当に正しくても、その他全員が間違っていれば「間違っている考えが正義」になります。

そう思うと、自分がストレスを抱えた事自体が理不尽だったのかなと考えるようになりました。

 

 

自分が思っている正義は、必ずしも周りにとっての正義ではない。

 

 

今の時代、ブラック企業とか、ブラック社員とか、ブラックバイトなどの言葉がありますが、

みんな自己防衛のために作られた標語に過ぎないように思えます。

「自分が正義である」ことを前提に、「相手はブラックだ」と言う訳ですから。

ぼくも結局は企業にとってはブラック社員だったのかもしれません。

 

 

社員に仕事をちょっと厳しく指導したらパワハラだとか、精神的障害に追い込まれたとか、

当の本人は「ブラック企業」だと言いますが、会社にしてみれば「ブラック社員」です。

 

この場合、企業側はこの社員の性格を考慮して
「仕事を覚えてもらう事を目的に」指導したなら、厳しく言う必要はなかったでしょう。

 

またこの社員も、「厳しい指導は自分のため」という強い心で臨んだら、
また「自分はまだまだなんだから、教えを乞うて当たり前」という謙虚さでいたら、
上司をパワハラだとか、ブラック企業だとか思わなかったと思います。

 

 

バカげたことに、これをしないためにお互いのストレスになっているんだと思います。

 

 

「あいつはブラック社員だ」と言っている社長さん、あなたを含め、本当に会社はブラックではないですか?

いじめ無いですか?差別ないですか?残業代きちんと支払ってますか?休みあげてますか?
上司が若い社員に仕事や責任押し付けてないですか?
残業代払っていても、毎日朝から深夜まで働かせていませんか?

 

「あの企業はブラックだ」といっている人、本当にあなたはブラックで社員ではないですか?

目上の人を舐めてませんか?仕事に文句を言ってませんか?理不尽な休みとってませんか?
自分の立場を理解して、しかるべき態度がとれていますか?目下に負の連鎖をしていませんか?
なんでも会社の経費にして、やたら領収書きってませんか?

 

 

健全な企業こそが、毅然としてブラック社員を責めることが出来ると思います

そして健全な社員こそが、毅然として「ここはブラック企業だ」と言うことが出来ると思います。

 

 

話に聞くと、僕がいた会社も含めて昔はブラック企業ばかりでした。

だから社員はそれに耐えて、強い人間に成長しました。耐えられる若者が多かった。

 

でもそれが正しいとは言いません。今は今の坊っちゃんたちの事情があります。

ただ若者は軟弱になっています。

「こんなに怒られたことない」とか、「自分のやりたい事させてもらえない」とか、

笑っちゃいますが、こんな奴らが昔ながらのブラックに耐えられるはずがないんです。

 

こういった若者を使うなら、企業にはそれなりの環境を整える事が必要です。

だって昔より良識がずれていて、軟弱で動けないんですから。

新型うつ病になっちゃうし、訴えるし。

でも企業は当時からそういったスタイルが当然だったので、ブラックな部分を改善できずにいるんですね。

だから頭の良い企業ほど、時代の社員に対応しています。

 

 

もしお互いに「ブラックだ」と思ったら、まずは自分のブラックさを考え直しましょう。

自分の事を顧みずに他人を責めてストレスを感じるのは理不尽です。

 

まず自分がちゃんとして、自信を持って相手を「ブラックだ」と言えれば

企業なら後ろめたさを全く持たずにクビに出来ますし、社員なら退職願も出せるでしょう。

裁判になっても、確実に勝てます。

 

 

大事なのは、「理不尽な方を切る」ということですね。

まぁ、そんなことされた時に相手を「ブラックだ」というのが、真のブラックなんですけどね

面倒くさい奴らです。

 

 

今、僕には人間関係のストレスがありません。

とても幸せなことです。

 

社員もアルバイトも、とても良識ある良い子ばかりです。

(当然面接時にそういう子だけを選んでいるんだけど)

だから僕も従業員にとって良い環境を与えてあげたいと思っています。

同時に彼女たちを人として高めてあげたいと思っています。

 

いつの時代もみんな「夢天菓は仕事が楽しい!」と言ってくれます。
それは僕にとってもとても嬉しい事です。

 

僕も100%でないので、従業員にはきっといくつか不満もあるでしょう。

でもよく普段から話し合ったり、察してあげたりして不満を失くす努力をしたいと思っています。

 

その努力はストレスではないです。

だって「これから良くなる」という行動ですし、その努力は従業員をブラックにしないからです。

 

お互いに認め合えれば、その間に「ブラック」という言葉は生まれません。

 

だからこれからも少なくとも「ブラックケーキ屋」と言われないよう、
まず自分自身を高めたいと思っています。

そしていつまでも、幸せなケーキ屋でいたいと願っています。

 

「ブラック~」がこの世からなくなるといいですね。

 

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【特注ケーキご紹介コーナー】

 

イラストケーキご予約の状況ですが、

11月は2件の日を何日かお受けしたので完全満杯です。

12月分も25日まで1件づつ満杯となりましたが、
色の着かない「線描きイラスト」でしたらまだお受け出来ます。

12月25日以降は28日お渡し分よりご予約可能です。

なんと来年1月のご予約も日々入ってきております。

ご予定のある方は、イラスト作成日だけでもお電話でご予約をお願いします。

→054-257-9005

 

また、クリスマス期間(23日、24日、25日)の
イラストケーキ以外の『特別注文ケーキ』は11月30日まで承っております。

内容により数量を限定しますので、こちらも併せてお早目のご注文をお願い致します。

 

 

それでは今週もご覧ください。

 

≪ チョコレートケーキ 18cm ≫ 

チョコレートケーキの仕上げ方でよくご注文のある「コーティングタイプ」。
かけるチョコレートにはパリパリに固まるタイプと柔らかいタイプがあります。
こちらは柔らかいタイプのコーティング。

生クリーム、ココア、砂糖、ゼラチンを煮て作る『グラサージュ・ショコラ』というものです。
中身はチョコレートケーキだけでなく、チョコに合うものならフルーツムースでも可能です。

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≪ メープルのケーキ 12cm ≫

「メープルがお好き」と言う事ですべて任されました。
何から何までメープルにするとクドくなってしまうので、
スポンジは普通のスポンジを使い、メープルシュガーのシロップを浸しました。
クリームはメープル味のホイップクリームです。
柔らかいだけのケーキなので、メープルシュガーで作ったプラリネ(砂糖がけナッツ)を
表面に飾りました。

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≪ 還暦のお祝い ≫

【チーズタルト18m 線描きイラスト(1)】

名前が作品の一部なので、お客様に「名出し掲載」の許可を頂きました。

当店では「筆文字イラスト」と呼んでいる「線描きイラスト」ですが、
今回初めて、文字の色を一文字だけ着色してみました。
塗りつぶす手間は一色なら変わらないので、変わらないならより良くしようと考えました。
ワンポイントだけでカラーっぽく出来るので、なかなかオススメのイラストです。
でも、手間がかからないからといってプラス2色はフルカラー扱いですので、
あくまでプラス1色でお願いします。

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≪ ワンピース “モンキー・D・ルフィー” ≫

【チョコデコレーション15cm  フルカラーイラスト(1)影あり】

通常「影ありイラスト」は元の色と影の2階調なのですが、

このイラストは、服は3階調、肌と帽子は4階調です。
階調が上がるほど、より重厚な立体感のある画像に出来上がります。
もちろん作業もそれだけ大変ですが、力強さを表現するには必要ですね。

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≪ 機関車トーマス “トーマスとパーシー”≫

【苺デコレーション15cm  フルカラーイラスト(1)影あり2キャラ】

当店のイラストケーキを是非お子さんの誕生日にと、
1時間以上もかかる掛川から来て下さいました。本当に有難うございました。
だからという訳ではありませんが、しっかりと仕事させていただきました。
実はトーマスとパーシーは別々の画像で頂いたのですが、
光の当たり方がそれぞれ違いました。
そのため二つ並べて描くために影の向きを一緒にして描いたのです。
基本的には頂いた画像通りに影も描くのですが、
出来上がりを自然にするために、このようにアレンジしたりもします。

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≪ アナと雪の女王 “アナとエルサ” ≫

【苺デコレーション15cm  フルカラーイラスト(1)影なし2キャラ】

「影なし」ですが、髪の部分だけ色分けさせて頂きました。
ご存じのとおり「アナと雪の女王」はCGですが、
CGをアニメ調にするときに考慮しなければならないのが「いかに線を減らすか」なんです。
わかりやすい箇所は「髪」。
CGでは無数に髪の毛が描かれていますが、
アニメ調にする時は必要な分だけ描いて髪らしくせねばなりません。
多すぎても、少なすぎても元のイメージを台無しにしてしまうので、
下書きの段階で何度も試して「らしく」描くのです。
でも「アナ雪」を何度も描かせて頂いたおかげで、
今年は美少女系のイラストがちょっと得意になりました(笑)

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≪ ハピネスチャージプリキュア “キュア・ラブリー”≫

【苺デコレーション15cm  フルカラーイラスト(1)影あり】

色の濃さの違うピンクが全部で9階調になる、実は大変なイラストです。
6階調程にまとめて描くことも出来るのですが、
そうすると肝心なポイント(リボンとかブレスレットとか)がボケてしまいます。
もしリボンの色が髪の濃い部分と一緒だったら、画像全体にメリハリが無くなります。
襟(えり)とイヤリングの色を分けるのも同じです。
同じ薄ピンクでも、イヤリングを明るくすることでワンポイントが目立ちますね。
プロが描いた元の画像は「きれいに可愛く」する工夫が至る所に存在します。
それを見て、お子さんは総合的な感覚で「可愛い!」と言う訳ですから、
大事なポイントは出来る限り再現してあげなければと思っています。
「影ありイラスト」はそれを実現できる手段なんです。

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≪ ラプンツェル ≫

【苺デコレーション18cm  フルカラーイラスト(1)影なし】

髪の毛がきれいで多いラプンツェルですので、
髪だけはベタ塗りにするわけにはいきませんでした。
結果、他の部分は「影なし」ですが、髪に影を付けることでラプンツェルらしくなりました。
こちらも原画はCG画像でしたので、影は自分で考えました。

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≪ ジュエルペット “サフィーとエンジェラ” ≫

【苺デコレーション15cm  フルカラーイラスト(1)影なし1.5キャラ】

2キャラクター分でなく1.5キャラクター分のご料金でお作りしたのは、
画像が比較的単純だったこと、共通の色が多かったことと、色数が少なかったことです。
これが同じカテゴリーでも、妖怪ウォッチでジバニャンとトゲニャんなら
完全に2キャラ分のご料金を頂いています。
2キャラは一見、見た目には良いですが、リスクも多いです。
まず画像が小さくなるので、細かく正確に描くことが難しいこと。
それと、15cm以上でないと描けないためご料金が高くなることです。
前述の「アナ雪」は顔がメインだったから、あのクオリティで描けました。
これが2人とも胸下まで描くということですと、かなりの低クオリティになり得ました。
2キャラ分描く場合は、多少の妥協が必要ですのでご注意ください。

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本日のご紹介は以上です。
オーダー頂いた皆様、本当に有難うございました。

またのオーダーお待ちしております。

 

 

それでは本日も長文お付き合い頂き、有難うございました。

 

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