きまぐれ更新ブログ

今年もツバメに学んだ・・・

親は子供が可愛いです。

 

可愛いから優しくすることは必然。

でも可愛いからこそ、厳しくすることも。

 

でも厳しくするのは、やはり辛いです。

 

 

それなら何故、厳しくするのか?

 

 

「まともな人間に育って欲しいから」もありますが、
何より「一人で生きて行けるようにするため」です。

 

 

でも厳しく当るのを辛いと思うのは、
恐らく人間だけなのでしょう。

 

 

店先のテントに毎年ツバメが巣を作ります。

今年も無事5羽のヒナが飛び立ちました。

 

4羽はとっとと羽を整えて積極的に飛び立ちました。

 

でも最後の1羽はもう飛べる状態なのに、
いつまでも親の餌をねだっておりました。

 

しかし親ツバメは、
巣には帰ってきますが、そこまで育ったヒナには餌を与えようとしません。
しばらく鳴いてからまた出かけてしまいます。

 

もしこのまま餌をねだり続けたヒナの将来は餓死です。
自力で飛び立ち、自力で餌をとらなければ生きていけません。

 

親ツバメにとっては本能ですが、
そんな厳しい環境に置かれるからこそ
ヒナは立派な親ツバメになれるのだろうと思う訳です。

 

ここに「厳しくしたら可愛そう」といった感情はありません。

 

 

人間は他の生物とはちがう子育てをします。
だからツバメを例にとるのは筋違いかもしれませんが、

 

『甘やかした末路はまともな大人(成鳥)になり得ない』

 

という共通項はあると思います。

 

 

「可愛そう」という感情を持っているが故、
人間の親は子供に甘くなります。

 

その感情が強ければ強いほど、
子供は将来『弱い大人』になるんだと思います。

 

 

今の子育てはあまりにも
『子供をいかに傷つけず立派にする』という矛盾がないでしょうか?

 

叱られる悲しさ、悔しさ、それに伴う我慢や劣等感という辛さは、
持つことで初めてそれを乗り越えるスタートラインが出来ます。

そしてそれを乗り越えられるような強さを、
親は教えなければいけない。

 

だから厳しさは、あえて与えなければならないことだと思います。

さらには乗り越えられるまで、厳しさを失くしてはいけないんです。

 

それが辛いと思うのは、
まず『親が弱い』ということに他なりません。

決して『優しさ』ではないんです。

 

 

勘違いされると困るのであえて言いますと、
『厳しさだけを持つ』なんて言ってません。

『厳しさも持つ』と言う事ですので、
優しく接したり、話を聞いてあげたり、
楽しく遊んだりといった中で『けじめをつける』ということです。

 

 

情けないですが、
親として、ツバメより劣っているような気がしたある日でした。

 

もうちょっと人間と言う動物の親として、
ストイックになろうと思います。

 

 

今日もお菓子に関係なかったですね。
次回はお菓子のお話にしますね。

 

 

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【特別注文ケーキご紹介コーナー】

先週は立体ケーキのオーダーの多い週でした。

立体ケーキは基本的に単純な形のものに限ります。
あまり細かく、また空間の多い形は強度が弱く、
食べるところも少なくなります。

 

それではご覧ください。

 

≪ バスケットボールのケーキ15cm ≫

中はイチゴショートです。
周りは着色したマジパン(アーモンドのペースト)で覆いました。

フルーツはオプションで盛りつけたため、
トレーは18cmサイズにのせてあります。

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≪ モモタンのケーキ15cm ≫

モモ色クローバーZの公式キャラです。
ピンクに染めた生クリームでイチゴショートを作りました。

『メッセージプレートを手で持ているようにしてほしい』
というご要望でしたので、チョコで手を作ってみました。

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≪ アンパンマンのケーキ12cm ≫

フルーツデコレーションに、
バスケットボールケーキ同様、マジパンで覆いました。
鼻、ほっぺ、目もマジパンです。

15cm以上になると鼻とほっぺはスポンジにマジパンをかぶせるのですが、
12cmは小さすぎてそれが出来ないためマジパンだけになります。

全体的な色合いをシャキッとさせるため、
メッセージプレートは黒(スイートチョコ)で作りました。

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お子様目線では『あご』か『おでこ』のアングルに見えるので、
どうやってテーブルに置くかが問題です(^^;)

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≪ ジュエルペット ≫

【イチゴデコレーション15cmフルカラーイラスト(2)影なし】

全体的に白いキャラクターなので、
背景が薄いピンクに染めてあります。
ちょっと写真だと分かりにくいかな?

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≪ リザードンX・リザードンY ≫

【イチゴデコレーション21cm フルカラーイラスト(1)影あり2キャラ】

下の台の幅ギリギリにのっていることで、
このケーキの大きさがお分かりかと思います。
2キャラクター、描くのに3時間45分かかりました。

2キャラクターでこのディテールの細かさが出せるのは、
おそらく18cm以上の大きさでないと無理でしょう。
画像がある程度大きくないと、どうやっても鮮明にはならないのです。

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≪ 2014ワールドカップ・トロフィー ≫

【イチゴデコレーション18cm フルカラーイラスト(1)影あり】

トロフィーに限らず、『彫刻』を描くのが初めてでした。
彫刻は彫像でも塑像でも、タッチの一つ一つが作り手の心です。
ただフォルムを模写するだけでなく、粘土をヘラで切った時の動きとか
また影の場所や深さの意図していることとかあるはずです。

正直完全に表現しきれないところがありましたが、
僕なりに読み取って描いてみました。

そして便乗して日本チームの優勝を祈願しながら描かせて頂きました。

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本日のご紹介は以上です。

ご注文いただいた皆様、誠にありがとうございました。

またのご注文お待ちしております。

 

 

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【お知らせ】

先日地元のテレビ・ラジオで「杏仁豆腐」が紹介され、
多くの方に杏仁豆腐をご購入頂きました。

みなさま、ありがとうございました。

 

今後とも夢天菓の杏仁豆腐を、
どうぞよろしくお願い致します。

 

 

それでは本日もお読み頂き、誠にありがとうございました。

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