6月1日(土)より氷ゼリー販売開始です | 静岡県静岡市の西洋菓子店「夢天菓」

ここ数年、
やっと夢天菓の「夏の定番」になってくれた《氷ゼリイ》。

6月1日(土)より今年も販売開始です。

もう5年も前の事なのですが、
当時小学校4年生だった次男が、
どこで覚えたか、
食べ切れなかったお菓子を何でも冷凍保存していました。

チョコ、キャンディ、時にはクッキー類も。
恐らくアイスクリームが冷凍しないと溶けてしまうので、
それ以外のお菓子も出しておくと
ダメになってしまうと思ったのでしょう。

そんな中、
彼はある日市販のゼリーをいつものように冷凍しました。

そして思い出したように冷凍庫から出して食べたら、
これが美味しかった。
さらにはトロトロ食べているためゼリーが
中途半端に溶けてプルプルになり、
これがまたシャーベットとゼリーを合わせたみたいで
これがまた美味しかった。

「これは商品になる」と思い、早速試作した訳です。

ところが普通のゼリーを凍らせても
何故か味気ない物にしかなりませんでした。
それもそのはず、
市販のゼリーは冷蔵の甘さに整えてあるからなのです。

人間の舌は食べ物の温度が低いほど甘さを感じません。
つまり冷蔵での甘さを冷凍で食べると甘くなく、
ぼけた味になるのです。

そこでアイスクリームの甘さに整えて凍らせたところ、
ハッキリと味のあるゼリーになったのです。

更には市販のゼリーのように、
砂糖水に香料、着色料、酸味料を加えてで作るのではなく、
しっかりと果汁や天然シロップを使い、
味わい深いものに仕上げました。

こうして《氷ゼリイ》は完成したのですが、
なに分どこでも売っていないような商品が
丸子でポンと売りだした為か、
なかなか美味しさを理解して頂くには時間がかかりました。
それでもやっと一昨年くらいから
「氷ゼリイはまだやらないの？」
と声をかけてくださるお客様が増えてきて、
ついに「夏の定番」へとのし上がった次第です。

「ゼリー」を「ゼリイ」と表示したのは
見た目のインパクトを与える事と、
「ゼリー」とは一線を画したものとしたかったからです。

《氷ゼリイ》はそのまま食べても勿論美味しいのですが、
グラスに入れてソーダやシャンパンを注いで食べるのも、
刻んでヨーグルトに混ぜて食べるのもオススメです。

今年の夏は是非一度お試しください。

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【オリジナルケーキ＆イラスト等ご紹介コーナー】

５月分、及び６月27日(木)までの
イラスト、マジパン細工等の作成物のご予約は終了いたしました。

イラストやマジパンのご予約状況及びご注文方法は
トップページ「新着情報」→「【週刊】イラスト・マジパン細工等のご予約状況です」よりご確認ください。
⇒　http://www.mu-tenka.info/news/2019/05/post-146.php

また詳しいご料金はトップページバナー「バースデイケーキのご案内」をご覧ください。
⇒　http://www.mu-tenka.info/contents/birthdday/

それ以外のオリジナルケーキは基本的に３営業日前のご注文で承りますが、
内容によって日数がかかるものもございますのでご了承ください。

≪　バタークリームのケーキ15cm　≫

スポンジとバタークリームのみのシンプルなケーキ。
スポンジに染み込ませるシロップは
ブランデーを香らせました。
バラの花もバタークリームで絞って作ってあります。
日本ではレトロなケーキの代表ですが、
ちゃんと作るととても味わい深いケーキです。

≪　アーモンドのタルト12cm　≫

伝統的ともいえるフランス菓子の一つです。
夢天菓のショーケースでもコアなファンが多いですね。
タルト生地にも、中のクリームにも、デコレーションにも
全てアーモンドがふんだんに使われています。
表面に塗ってある煮詰めたアンズジャムが味のポイント。
夢天菓に来たら、一度は召し上がってほしい菓子の一つです。