商品紹介

カスタード・プリン

幼い頃、
駅前のデパートに買い物に連れて行ってもらった帰りに、
不二家に行ってプリン・ア・ラ・モードを食べたことがありました。

その時に食べた「プリン」の味に思わず笑ってしまう程感動したのを覚えています。

しかし大人になってから不二家でプリンを食べても、
なぜかそれと同じ感動がありませんでした。

レシピが変わったのか、自分の感じ方が変わったのか解りませんでしたが残念な思いをしました。

それからも色々なお店のプリンを食べてきましたが
同じような感動を与えてくれるプリンは無く、
しかも時代と共に「なめらか」「とろける」といったプリンが主流となり、
昔ながらの「スプーンの形がしっかり残る固さの、まったりとしたプリン」は
姿を消しつつあるように思えました。

でも幼い頃感じたあの感動は確かなことなので、
仮に大人になって舌が肥えたのだとしても
同じように感動できるプリンをどうしても食べたかったのです。

そんな時、以前勤めていた資生堂パーラーで、かなりそれに近いプリンにやっと出会いました。

でも(自分的に)100%では無かったので、
夢天菓をオープンする際そのレシピを参考に試行錯誤し、
30年越しでやっと自分の思い出の味を再現する事が出来ました。

そして完成したプリンを初めて食べた時、
幼い自分の目線の高さに運ばれてきたプリンをほおばっていた頃を思い出し、
しばし懐かしい思いに浸りました。

ある意味自己満足かもしれませんが、
あの時と同じ感動を今の幼い子供たちにも与えてあげたいという気持ちがこもっています。

見た目は極々ふつうですが、
そんな夢天菓のカスタード・プリンです。

 

スプーンの形が残るんです。これぞ昔のプリン!

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