今月のニューフェイスです。
その名も「ももも・タルト」
すもももももももものうち
もももすももももものうち
モモとすももで「ももも」です。
とてもさっぱりとした味に仕上げています。
黄モモを使ったのは噛んだ質感を得たかったのと、すももの酸味に対抗する甘さが欲しかった為です。
白ももは美味しいのですが水分が多すぎて、全体のバランスを偏らせてしまうんです。
ところで、すももはスーパーでは「プラム」といって売られていますね。
プラムもいろいろな種類があるんです。
ソルダム
太陽
大石
サンタローザ
ビューティー などなど
その中で今回は「大石」というすももを使いましたw
甘さよりちょっと酸味が勝っている味なのですが、
香りが極楽チックで、お菓子にするとパワーアップする品種・・・
の、はずだと思っていどみました。
結果は大正解!!!
それでは今回はメイキング画像でご紹介しましょう!
まず焼いたタルト生地に甘めのアーモンドクリームを入れ
すももを乗せて焼きます。
アーモンドクリームはタルトに使う「焼き」専用のクリームです。
アーモンドパウダー、粉砂糖、卵、バターで出来ていて、
今回はジューシーなすももの水分に対抗するため、薄力粉を少量ブレンドしてします。
また、水分が多いフルーツはタルト生地が焼けにくいため、
あらかじめ5割ほど焼いたタルト生地を使うんです。
すももの水分が多いので、かれこれ40分ほどじっくり焼きます。
その分、味が凝縮されてます!
すぐにアプリコットのジャムでマスキングして香りを閉じ込めます。
このアプリコットジャムも、すももの酸味を引き立たせる重要なポイント。