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ももも・タルト

今月のニューフェイスです。

その名も「ももも・タルト」

 

すもももももももものうち

もももすももももものうち

 

モモとすももで「ももも」です。

CIMG2554.jpg見た目はちょっとヘビーですが、すももの酸味とジューシーさが

とてもさっぱりとした味に仕上げています。

黄モモを使ったのは噛んだ質感を得たかったのと、すももの酸味に対抗する甘さが欲しかった為です。

白ももは美味しいのですが水分が多すぎて、全体のバランスを偏らせてしまうんです。

 

ところで、すももはスーパーでは「プラム」といって売られていますね。

プラムもいろいろな種類があるんです。

 

ソルダム

太陽

大石

サンタローザ

ビューティー    などなど

 

その中で今回は「大石」というすももを使いましたw

甘さよりちょっと酸味が勝っている味なのですが、

香りが極楽チックで、お菓子にするとパワーアップする品種・・・

の、はずだと思っていどみました。

 

結果は大正解!!!

 

それでは今回はメイキング画像でご紹介しましょう!

 

まず焼いたタルト生地に甘めのアーモンドクリームを入れ

すももを乗せて焼きます。

アーモンドクリームはタルトに使う「焼き」専用のクリームです。

アーモンドパウダー、粉砂糖、卵、バターで出来ていて、

今回はジューシーなすももの水分に対抗するため、薄力粉を少量ブレンドしてします。

また、水分が多いフルーツはタルト生地が焼けにくいため、

あらかじめ5割ほど焼いたタルト生地を使うんです。

CIMG2507.jpg焼き上がりましたw

すももの水分が多いので、かれこれ40分ほどじっくり焼きます。

その分、味が凝縮されてます!

CIMG2507_2.jpgこれに少量のピーチリキュールを染み込ませ、

すぐにアプリコットのジャムでマスキングして香りを閉じ込めます。

このアプリコットジャムも、すももの酸味を引き立たせる重要なポイント。

CIMG2552.jpgホイップクリームと黄ももを乗せます。

この黄ももは缶詰ですが、再度バニラを加えたシロップで煮直してから

ピーチリキュールで香りを強化した「スーパー黄もも缶詰」ですw

CIMG2553.jpgシュー生地で作った籠をのせ、

粉砂糖で化粧して出来上がりです。

税込420円ですw

CIMG2554.jpg実は試作に時間がかかりすぎて、

すももの出回り期間を大幅に使ってしまいました。

あとどのくらい期間が残されているかわかりませんが、

ご興味のある方はお早めにお求めくださいね。

 

今週は8月のロールケーキと夏のケーキ第2弾と昭和モダンの強化と・・・

試作に追われる1週間になりそうです。

大変だけど、新作が生まれるのは楽しいのでがんばります!

また近日ご紹介します。

 

今日も読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

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